氷高小夜〜スーパー・コレクション


 販売元:ジャパンホームビデオ
  定価:7800円
動作環境:HYBRID仕様



 `95年の「スーパースターとしませんか」で、惜しまれつつ引退したAVアイドル、氷高小夜ちゃんのメモリアル作品がCD-ROMで登場しました。
 それにしても可愛いっす! いやもう、マジでアイドル顔よね〜。ちょっとロリっぽいボディにショートヘア、ぱっちりお目々で時折見上げながら、すらすらっとこなすフェラ具合。まあ、セックスはスゲえエッチ! ってカンジではないから、ワタクシ個人的にはボチボチってトコなんだけど、超人気女優だったのも頷けるってモンよ。普段はコドモ顔なのに、メイクとか表情によってグッと大人びて見えて、ちょっとドキドキさせられるのよねえ、うんうん。25歳位になったら、いいオンナになりそうだったのに、ううう、惜しい。
 で、中身の方はというと、引退してちょっと太った小夜ちゃんのインタビュー・ムービーやプロフィール、スチールで綴る「INTERVIEW AND PHOTO PLUS PROFILE」、小夜ちゃんの出演ビデオ全17作品を網羅した「ALL VIDEO CATALOG」、皆の大好きな(?)野球拳ゲーム「GAME AND SEXY MOVIE」の3部構成。“スーパーコレクション”のタイトルに相応しく、色々な角度から小夜ちゃんを楽しめる作り。しかし、趣味がDJ(ハウス好きらしい、オーイエー)とパソコンだとは知らなかったなあ。しかも、ゲーマーなんですって。「98ではプリメが好き、Macは、うーん、今後に期待かな」なんて、なかなかシブい(そうか?)コトを言ってます。も、もしかしてMDの読者だったりして! もし読んでたら、編集部に電話してね!>小夜。
 この作品に特長的なのは、ムービーの扱い方。インタビューとかはモチロン普通のQTムービーなんだけど、スゴいのは「ALL VIDEO CATALOG」の方。フツーだったら、ハイライト・シーンのエディットものにするところを、“ハイパービューモード”というシステムを採用して、全17本のオープニングからエンディングまでを見せようというもの。
 どういうコトかというとだね、要はビデオを取り込む際に、何秒かに1度ずつシャッターを切った静止画でデジタイズしてるのよ。つまり、ホントはムービーじゃなくて、ガーっと写真がカットアップで並べられてる、というワケ。コレはねえ、抜けないぞ(笑)。でも、ドラマ作品が多い小夜クンのビデオを説明するには、結構いいテなのかも。まあ、今でも人気の高い作品が多いから、コレを見てタイトルをチェック、あとはビデオ屋さんで借りるというのが正しいかもね。
 あ、でも、そうか、ゲームに勝てばいいのよね。3Dのお家の中で、ムービー切り抜きの小夜クンを追いかけつつ、最後まで行けたヒトは、名物のすらすらフェラも満載した、ダイジェストムービー(画質はイマイチだけど……)が見られるのだ。一度に1本ダケだから、根気よく頑張ってね。彼女は結構強いよーん。
(吉田メグミ)
(MediaDirect CD-ROM MAGAZINE 1996.06)

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